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    ピッキーSUN

    本誌では、番組表の目的であるタイムテーブルの掲載だけでなく、地域の情報や特集記事などの掲載も行っている読み物です。

    今月のぴっきーSUN

    ㈱日東/日東フローリング㈱ 社長 東 達郎さん (60歳)

    プロフィール
    ひがし・たつろう
     日向学院高校を経て明治学院大学を卒業。卒業と同時に父親の知り合いの企業(横井林業)に武者修行に。赴任地は、徳島の寒村・木頭村(現在は那賀郡那賀町)。植林、草の下刈り、枝打ちなど山仕事に従事。人里離れた飯場暮らし。朝6時起床、たくあん、目刺しがおかずのワッパ弁当を手に山師と一緒に働いた。3年間で現場、経理事務、営業のイロハを学ぶ。実家に帰り、常務を経て平成3年から現職。辛かった山仕事の経験が今になって生きる。毎日工場の最前線に立ち、現場主義に徹する。二男一女の父親。60歳。

    私の足跡はすべて山に残してある

     私の心はすべて山に映してある

                三郎

     会社玄関横の銅像の碑に刻まれた日東林業㈱の創業者・故東三郎社長の遺訓が毎日出勤してくる社員を見守る。「弊社の創業の原点は山。だから創業の心を大切にしてほしい」―。碑文は、そう訴えている。その遺志を受け継いで、桧端尺材を活用した集成床材・壁板等の生産で27年間、日本一を継続している桧フローリング材の会社がある。

     同社の社是は「創意工夫」。既成概念にとらわれない社員のアイデアをものづくりに活かし、品質にこだわり続け、全社一丸となって普及推進を図る。創業者の「もったいない」を大切にする発想から生まれた企業は、便利で快適な住宅ニーズを追求する中で付加価値製品を次々と開発、環境にやさしい快適空間の創出に貢献する企業に育っている。

     創業は昭和26年。三郎社長が立ち上げた日東林業。20年間は一般的な製材所として事業を展開。ある日、営林署に出入りしていた三郎社長が目にとめた桧の根曲がり材。なんとなく発した「もったいないな」の言葉に「ただでいいよ。持って帰れ」の返事。そこで何か新製品はできないか―と持ち帰り研究を始めた。根っこの部分で曲がっているが節が少ない。トロ箱や下駄の材料ぐらいしか用途を見出せない端材だったが、「材料としては最高の品質」とほれ込み、3年間かけて乾燥、加工・接着技術などを工業試験場で勉強、昭和44年に試行錯誤の末、フローリングとして製品化、販売をスタート。長さがまちまちの乱尺フローリングだが継ぎ合わせれば立派な床材。

     最初は「そんなものが…」と見向きもされなかったが、和式から洋式へ日本の住宅事情が変化を遂げる中、時代の潮流にも乗り、フローリング床材は注目を集め、1年半後から好調に販売を伸ばした。

     木質系床材(フローリング)は、日本の家屋に心地よい風合いと機能性を持つ本物志向の床として普及が進む。天然の木目と独特の色調も人気。湿度の高い夏は室内の湿気を吸収、乾燥の冬は蓄えていた湿気を逆に放出する役割を果たし、自然の湿度調整機能がある。地球環境面からも優等生的存在だ。

     平成3年に達郎社長が二代目として就任、社名を日東林業㈱から㈱日東に変更。施工の手間が半分ですむ施工省力化商品「ワイドシリーズ」(床材の幅を2倍にした商品)を2億円かけて開発。最初は、なかなか売れずに苦戦。そこで施工現場の一線で働く大工さん、工務店などに全社員で売り込みをかける地道な拡販作戦を展開、半年かけて市場を開拓、販売を軌道に乗せた。次は厚みを薄くした「スリムシリーズ」、スロープ加工を施した床暖房対応の「ぽかぽかくんシリーズ」、コンクリートの上に直接施工する「じか張りフローリング」。そして「カラーフローリング」、高齢者の転倒防止に配慮した「コロばーズ」、「ウッディーカーペット」(特許商品)と、次々にニーズを汲み取ったアイデア商品を開発、市場への認知を図った。

     平成12年には中国へ進出、大連、廈門、昆明の3工場と業務提携、サクラ、ナラ材を中心としたフローリング、壁材を生産。平成20年には販売部門を分社化して日東フローリング㈱を設立、流通部門の改革を図った。昭和61年に桧床材生産量日本一になり、以来27年間この座を守り通し、グループ合計で11億円の売り上げを達成するまでに成長した。

     社是の「創意工夫」、本物志向にこだわる「品質第一」は創業以来のモットー。達郎社長は「情報を入手したら、ダメモトでいいからまずチャレンジ。できない、無理と諦めずにプラス志向で前進」と、社員にハッパをかける。三郎社長の残した教訓を守り継ぎ、「創業の原点は山だから、川上(山)からよくしないと報われない」と達郎社長は、常に原点回帰の経営を日々実践している。従業員数は110人。

    ㈱日東/日東フローリング㈱
    都城市早鈴町2130-1

    ぴっきーさん大募集

    このコーナーで、「紹介して欲しい!」という方を発見したり、「活躍している人が身近にいる!」という方は下記のメールアドレスへGO!

    info@btvm.ne.jp

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    番組表・当ホームページなどのコーナーに紹介させて頂く以外には使用致しません。疑問・質問などございましたら、編集部(0986-27-1700)までお問合せ下さい。


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㈱日東/日東フローリング㈱ 社長 東 達郎さん (60歳)

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ひがし・たつろう
 日向学院高校を経て明治学院大学を卒業。卒業と同時に父親の知り合いの企業(横井林業)に武者修行に。赴任地は、徳島の寒村・木頭村(現在は那賀郡那賀町)。植林、草の下刈り、枝打ちなど山仕事に従事。人里離れた飯場暮らし。朝6時起床、たくあん、目刺しがおかずのワッパ弁当を手に山師と一緒に働いた。3年間で現場、経理事務、営業のイロハを学ぶ。実家に帰り、常務を経て平成3年から現職。辛かった山仕事の経験が今になって生きる。毎日工場の最前線に立ち、現場主義に徹する。二男一女の父親。60歳。

私の足跡はすべて山に残してある

 私の心はすべて山に映してある

            三郎

 会社玄関横の銅像の碑に刻まれた日東林業㈱の創業者・故東三郎社長の遺訓が毎日出勤してくる社員を見守る。「弊社の創業の原点は山。だから創業の心を大切にしてほしい」―。碑文は、そう訴えている。その遺志を受け継いで、桧端尺材を活用した集成床材・壁板等の生産で27年間、日本一を継続している桧フローリング材の会社がある。

 同社の社是は「創意工夫」。既成概念にとらわれない社員のアイデアをものづくりに活かし、品質にこだわり続け、全社一丸となって普及推進を図る。創業者の「もったいない」を大切にする発想から生まれた企業は、便利で快適な住宅ニーズを追求する中で付加価値製品を次々と開発、環境にやさしい快適空間の創出に貢献する企業に育っている。

 創業は昭和26年。三郎社長が立ち上げた日東林業。20年間は一般的な製材所として事業を展開。ある日、営林署に出入りしていた三郎社長が目にとめた桧の根曲がり材。なんとなく発した「もったいないな」の言葉に「ただでいいよ。持って帰れ」の返事。そこで何か新製品はできないか―と持ち帰り研究を始めた。根っこの部分で曲がっているが節が少ない。トロ箱や下駄の材料ぐらいしか用途を見出せない端材だったが、「材料としては最高の品質」とほれ込み、3年間かけて乾燥、加工・接着技術などを工業試験場で勉強、昭和44年に試行錯誤の末、フローリングとして製品化、販売をスタート。長さがまちまちの乱尺フローリングだが継ぎ合わせれば立派な床材。

 最初は「そんなものが…」と見向きもされなかったが、和式から洋式へ日本の住宅事情が変化を遂げる中、時代の潮流にも乗り、フローリング床材は注目を集め、1年半後から好調に販売を伸ばした。

 木質系床材(フローリング)は、日本の家屋に心地よい風合いと機能性を持つ本物志向の床として普及が進む。天然の木目と独特の色調も人気。湿度の高い夏は室内の湿気を吸収、乾燥の冬は蓄えていた湿気を逆に放出する役割を果たし、自然の湿度調整機能がある。地球環境面からも優等生的存在だ。

 平成3年に達郎社長が二代目として就任、社名を日東林業㈱から㈱日東に変更。施工の手間が半分ですむ施工省力化商品「ワイドシリーズ」(床材の幅を2倍にした商品)を2億円かけて開発。最初は、なかなか売れずに苦戦。そこで施工現場の一線で働く大工さん、工務店などに全社員で売り込みをかける地道な拡販作戦を展開、半年かけて市場を開拓、販売を軌道に乗せた。次は厚みを薄くした「スリムシリーズ」、スロープ加工を施した床暖房対応の「ぽかぽかくんシリーズ」、コンクリートの上に直接施工する「じか張りフローリング」。そして「カラーフローリング」、高齢者の転倒防止に配慮した「コロばーズ」、「ウッディーカーペット」(特許商品)と、次々にニーズを汲み取ったアイデア商品を開発、市場への認知を図った。

 平成12年には中国へ進出、大連、廈門、昆明の3工場と業務提携、サクラ、ナラ材を中心としたフローリング、壁材を生産。平成20年には販売部門を分社化して日東フローリング㈱を設立、流通部門の改革を図った。昭和61年に桧床材生産量日本一になり、以来27年間この座を守り通し、グループ合計で11億円の売り上げを達成するまでに成長した。

 社是の「創意工夫」、本物志向にこだわる「品質第一」は創業以来のモットー。達郎社長は「情報を入手したら、ダメモトでいいからまずチャレンジ。できない、無理と諦めずにプラス志向で前進」と、社員にハッパをかける。三郎社長の残した教訓を守り継ぎ、「創業の原点は山だから、川上(山)からよくしないと報われない」と達郎社長は、常に原点回帰の経営を日々実践している。従業員数は110人。

㈱日東/日東フローリング㈱
都城市早鈴町2130-1

ぴっきーさん大募集

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