皆さん、こんにちは。 🙂
モンゴルの旧暦のお正月が過ぎて、暦の上ではもう春ですが、やはりまだまだ日中はマイナス20度、夜中はマイナス30度の日が多いです。
ただ、やはり日が長くなり、なんだか気持ち的には冬の一番寒い時期を越せたという余裕がでてきました。
今年の冬は特に寒かった感じがします。世界的にも例年よりも寒かったそうですね。
モンゴルには、12月22日の冬至から9日づつを9回数えると暖かくなる、という言い習わしがあります。9という数字はモンゴル語で「ユス」と言うので、 この9日間のこともユスと呼ばれています。最初のユスは12月22日から30日まで、2番目のユスが31日から1月8日まで、3番目のユスは1月9日から 15日まで、と9日間づつ数えていくと最後の9番目のユスは3月4日まで、となります。
そして各ユスごとに寒さの度合いの言い習わしがあります。
最初のユス:普通の酒が凍る
2番目のユス:強い酒が凍る
3番目のユス:3歳の牛の角が凍る
4番目のユス:4歳の牛の角が凍る
5番目のユス:炊いたご飯が凍らない(ちょっとは暖かくなってくる意味)
6番目のユス:道の氷が溶けてくる
7番目のユス:山の氷が溶けて山が茶色になる
8番目のユス:雪が完全に溶ける
9番目のユス:普通の気温になる
日本でも冬至、大寒、立春、といった昔ながらの季節の呼び名がありますもんね。
モンゴルは九つのユスを数えて春を待つ。
来週からは9番目のユスです。(立春という感じかなぁ)
やっと普通に外を歩ける時期がやって来る~♪